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【2022年最新】内部SEO対策で必ず行うべき17の施策

【2022年最新】内部SEO対策で必ず行うべき17の施策

こんにちはSEOコンサルタントの山本麻貴です。
このページでは内部SEO対策について詳しく解説していきます。

あなたのWEBサイトを検索の上位にあげるためにはSEO対策が必要です。
ただやみくもに対策をすればいい訳ではなく、上位表示させるためには正しいやり方が必要です。
内部SEO対策の主な目的は下記になります。

・クローラーへの巡回をうながす
・検索の上位表示ができるようにサイト内の情報を適切に伝える
・サイトのユーザビリティを担保する

あなたのサイトの魅力が検索者、ユーザーの元に正しく届くように内部SEO対策をしっかりと行って、検索の上位表示を目指しましょう。

内部SEOと外部SEO

内部SEOと外部SEO

内部SEOと外部SEOとよく聞きますが、何が違うのでしょうか?
それぞれの違いについて解説いたします。

内部SEOとは?

内部SEO対策とは、サイトの内部に対して行う施策のことです。
ブログやメディアサイトを作る時のサイトの設計や、構造ソースコードの仕様などを適切な状態にすることを言います。

内部SEOをしっかり行わないと、Googleから正しい評価を得ることができません。
サイト内のコンテンツが素晴らしいものだったとしても上位に表示されることは難しくなってしまいます。

内部SEOの施策は

・タイトルタグ設定
・見出し
・ait属性
・メタディスクリプション
・リンク設置
・サイトマップ
・日付の設定
・検索エンジン対策
・インデックス対策
・検索結果の表示に関する対策
・ユーザーファースト
・SERPに影響する要素

など多くの項目があります。

以前の内部対策はタイトル、alt、ディスプリクションなどにキーワードを詰め込むことが多く行われていました。
しかし、現在のGoogleの検索エンジンは、人工的で不自然なキーワードの羅列や、リンク設定を見抜いてサイト自体の評価を下げるようになりました。

このような施策はアルゴリズム上でスパムと認定されてしまいます。

サイトを作成するときは、Googleのガイドラインをよく読み、検索者のニーズに答えた正しい情報を伝えるようにしてください。

ウェブマスター向けガイドライン

コンテンツを作ったはいいが、ガイドラインをきちんと守れているか分からない場合はSEO Composerや、SE Rankingなどのツールを使って判定する方法もあります。

内部SEO対策は専門の知識が必要な場合も多いので、SEOの専門家に相談するのも良いでしょう。

外部SEOとは?

外部SEOとは、WEBサイトの外部から実施するSEO対策のことを指します。外部からのSEO対策というのは良質な被リンクを獲得することです。

良質は被リンクを獲得するためには質の高いコンテンツを作成し、多くの読者のからの人気を獲得することが重要になります。

良い記事だなと思ったら人に伝えたくなりますし、自分のサイトで紹介しようと思いますよね。
それが他サイトからの発リンクになり、紹介してくれたサイトがGoogleの評価の高いサイトであればあるほど高品質の被リンクとなり、支持してもらえたサイトの価値を高めます。

「Googleが掲げる10の事実」を読んでいただけると、外部SEO対策の重要性がお分かりいただけると思います。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。

Google が掲げる 10 の事実より引用

 

具体的な外部SEO対策としては、

・無料ツールやテンプレートの紹介ページを作る
・システムやツールなどの使い方がわかるレクチャー系のページを作る
・より専門性の高い記事を作る

などが有効と言われています。

以前は被リンクの数が多ければ多いほど、人気のあるサイトとしてGoogleは評価していました。
そのため、中身のない無料ブログなどから被リンクを大量につける業者などから、被リンクを購入するSEO対策が流行していました。

しかし近年では、発リンク側の品質もGoogleはチェックしています。

いくら被リンクを多く集めても、支持する側に信頼性がなければサイトの評価がダウンしてしまいます。

今は、被リンクを購入することは非常にリスクなため、絶対にやらないでください。

Googleアップデートで怪しまれ、最悪Googleのインデックスから削除される、なんてことにもなりかねません。

サイトの評価を上げる上げるには、コンテンツの信憑性、安全性、信頼性を高め、コンスタントに情報を発信していくことがとても大切です。

内部SEO対策の方法

SEOというワードを指差している男性

では、内部SEO対策の具体的な方法を説明していきます。

ブログやニュースなどの動的コンテンツを設ける

作ってないWEBサイトも多いのですが、ブログやニュース記事はいますぐ始めてください。

サイトのアクセス数のアップにはコンテンツの更新頻度と量と質が重要になります。単純に更新頻度が多くてコンテンツ量が多ければユーザーにとって価値があるサイトになり、Googleの評価が高くなります。

毎日は難しくてもなるべく頻繁に記事をアップしていきましょう。

ユーザーファースト

WEBサイトを運営する上で常に意識してほしいのはユーザーファーストと言うことです。
Googleはユーザーや検索者のニーズに的確に応えているサイトを高く評価しますので、自分の載せたいことだけではなく、検索者がほしいと思う情報を紹介しているサイト作りを推奨しています。

自分達のビジネスを求める検索者はどんなキーワードで検索しているかよく調べて、その人が欲しい情報が得られてサイトに訪れたことに満足していただけるかを考えましょう。

ユーザーの満足度が高ければ高いほど、検索上位に表示されるGoogleの推薦サイトということになります。

コンテンツ量と更新頻度

SEOを意識する上でコンテンツ量と更新頻度はとても重視されます。
単純に更新をよくしていてコンテンツ量が多ければユーザーにとって価値がありますよね。
正しい情報を高い更新頻度で発信しているサイトをGoogleは高く評価します。

記事のページ数が増えれば増えるほどSEOの評価が上がっていきます。

タイトル、ディスクリプション

タイトルとディスクリプションは htmlタグの一つで、最も重要なタグと言われています。
ここにテキストを設定しておくと Google の検索結果に表示される部分に掲載されます。

タイトルとディスクリプションを、 Google のクローラーは必ずチェックします。
閲覧するユーザーもこのタイトルとディスクリプションを見てクリックするかどうか判断するので、必ず記事内の内容が正確に伝わるように設定しましょう。

ユニークであるコト

 Google の検索結果ページに表示されるギリギリの文字数で、適切にテキストを入れる必要があります。

1記事ずつディスクリプションを変更するのが面倒で、全てのページが同じディスクリプションにしてしまうと、ページの内容と遠い内容が表示されてしまいます。
検索者のニーズに応えるためにも、タイトル、ディスクリプションはしっかりと考えて入れましょう。

クリックした記事のタイトル、ディスクリプションが実際の記事の中身と違っていたら、検索者はすぐにページから離脱してしまうでしょう。

OGタグ

SNSで情報をシェアしたときに表示されるテキストや、画像を設定しておくためのタグです。

OGタグはたくさんありますが、その中でも重要なのが 

・OGタイトル
・ディスクリプション
・ イメージ

の3つです。

これも先ほどのタイトル、ディスクリプションと同様に、ユーザーがクリックするかどうかを決めるので、そのページを魅力的に見せるテキストを入れましょう。

SNSごとに最適な文字数は違いますが、SNSごとに変えるのは運用する人に負荷がかかるので、これは統一しても大丈夫です。

OGイメージは別で用意してあげる必要があるので設定しましょう。

WordPressを使っているのであれば「Yoast SEO」というプラグインで簡単に設定することができます。

日付の設定

そのページがいつ公開されたのかという日付情報を入れてください。
Google が言うには、日付はユーザーにとって価値のある情報なので記事には入れてほしいそうです。

昔公開して順位が良かったサイトも時が経てば情報が古くなり、順位が落ちてきます。

そんな時はリライトして最新の日付にして更新してください。
日付情報が新しくなり、検索者も最新の情報だと期待してクリックされることが多くなります。

ディレクトリ構造・ツリー構造を最適化

ディレクトリ構造・ツリー構造とは、TOPページから他のページにアクセスできるまで何階層あるか、みたいなことです。

これが最適に構造設計されてなく、目的のページに行くまでにトップページから6回も7回クリックしないといけない、すごく遠いみたいなことがあるとSEO的にそのページの評価というのは下がります。

デザインとかにも影響あると思うんですが、なるべくTOPページから3階層ぐらいでページからページにでも飛べるような仕組みにしてあげたほうが 検索者、ユーザーにとって使いやすいサイトになります。

XMLサイトマップ

XMLサイトマップとは、あなたのWEBサイトの情報をGoogleに全て伝えるための情報です。
「sitemap.xml」というXML形式のファイルをサイトのトップディレクトリにアップロードすることが一般的です。

GoogleのクローラーはXMLサイトマップの情報を参考にWEBサイト内を巡回します。
XMLサイトマップにはサイトの更新頻度や日時なども伝えることができるので、最新の情報をいち早くインデックスしてもらうためにはとても重要な施策になります。

XMLサイトマップは必ずアップロードして、Googleクローラーに適切な情報をいち早く伝えましょう。

ドメインを統一する

一つの企業が複数のメディアやウェブサイト持ちたいと思った時、ドメインを分けることがあると思います。

しかし、ドメインが違うとSEOの評価はサイトごとにバラバラになってしまいます。

できるだけ一つのドメイン内で更新頻度とコンテンツの質と量を高めるのが重要です。

注意が必要なのは、まったく関連性のないコンテンツを1つのドメインの中で作ってもSEO的には評価が下がってしまうので、その場合はドメインを分けた方が良いです。

例えば美容の情報を発信しているサイトにぜんぜん関係のないゲームの記事は作らない方がいいですよ、ということです。

表示速度の高速化

クリックしてからウェブサイトのページが表示されるまでの速度が速いほどユーザーにとって便利なサイトになります。

ページ読み込みは2秒以内、モバイルユーザーは3秒待てないと言われています。
その場合、画像圧縮などで表示速度の改善をしてください。

アクセスして3秒以内に表示されないとユーザーが離脱してしまうし、アルゴリズム的にも影響があると言われています。

具体的には

・リクエスト数を減らす(読み込む外部ファイルの数を減らす)
・開発上必要なファイルは極力統合して1つにまとめる ( CSS Javaなど)
・画像ファイル形式をSVGにする (リクエスト数をゼロにできる)
・画像やCSSファイルの圧縮

などの方法があります。

SSL化

ウェブサイトのURLが、 http とが https と表示されているのを見たことはありませんか?
ドメインがhttpsになっているとSSL化されているという証拠になります。

これは情報の暗号化というものです。例えばユーザーがメールフォームから情報を入力して送信したとします。ここでもし悪意のある人がハッキングしてきてこの情報を盗み見ようとしたときにSSL化されてないサイトだとこの情報はむき出しのまま相手に伝わってしまうんです。

SSL化されていれば情報が抜かれたとしても暗号化されているので、第三者には伝わりません。

SSL化は推奨という形だったのですが、少し手前に Google がSSL化されてるかどうかをSEOの順位に反映させるようになったので、現在は多用する人が多くなっています。

SEOのツールを探す男性のイラスト

リダイレクト

 

リダイレクトとは、たとえばページAにアクセスしたらすぐページ Bに自動的に転送されるという技術です。
意図せずに複数の url が存在してしまったケースの場合リダイレクトは効果的です。

例えば http と https と両方にページが存在してどちらもアクセスできてしまうというような状態があると評価とかページビューが分散されてしまいます。

その場合、httpにアクセスされたら https の url にリダイレクトする。

あるいはwwwがついているページにアクセスされたらwwwがないページにリダイレクトするように設定しておくと、グーグルのクローラーも同一ページとして判断します。

SEOの評価を引き継ぐような形になります。

モバイル対応(スマホ対応)

今の時代はスマートフォンからWEBサイトにアクセスする人が圧倒的に多くなっています。
スマートフォンからサイトにアクセスしても見やすいようにデザインをしましょうということです。

ソースコードを分けてもいいし、レスポンシブコーデイングをして行うでもいいですがスマートフォンからサイトにアクセスしても見やすいようにデザインをしましょうということです。Googleも、スマートフォン対応をしているかはSEOに影響しますよ、というのを5、6年前に発表しています。

alt属性の設定

alt属性とは、画像を説明する文章のことです。
画像をウェブサイト上で表示させるときにイメージタグを使います。
そこにalt属性というのがあって「代替テキスト」とも言われています。
これを適切に設定してあげることが内部SEO対策においては必要になります。

alt属性はこんな場合に必要になります。

・画像がユーザーの環境によっては表示されなかった場合、代わりにテキストでその画像を説明する
・音声ブラウザによってウェブサイトを読みあげる
・ユーザーが画像検索した時に検索結果に表示されやすくなる

alt属性が設定してあれば、画像が表示されなくてもユーザーが画像の内容をテキストや音声で、コンテンツの内容を適切に受け取ることができます。

alt属性の書き方ですが、画像を見なくても、その画像に何が表示されているかがわかるように簡潔にまとめて書いてください。

構造化データ・リッチリザルト

食べログやYouTube などを検索をしたときに、見え方がちょっと違うっていう場合ありませんか?

これはリッチリザルトと言われています。
情報量が多くてレイアウトが目立つので比較的クリックされやすいと言われています。

これを設定するのが構造化データです。
JSON-LD(ジェイソンエルディー)という形式で書かれることが多いです。

JSON というのは WEB上のデータを書くための記述法の一つです。
そのページのタイトル、ロゴの画像、説明文、評価を入れておくことでリッチリザルト表示になります。

食べログですと星が5つなどの評価のことです。

実際に対応しようと思ったら、エンジニアにコードを書いてもらいましょう。
あるいはWordPressを使っていて、バージョンが5以上なのであればYoast SEOプラグインで対応することが可能です。

ただGoogleが言うには、きちんと設定してあっても、全てのサイトでリッチリザルトが表示されることはありません。

検索ワード、ページの評価等から判断されます。しかし、設定しないよりした方が断然検索からの多くの流入の可能性が上がります。

Googleの検索順位決定の仕組み

Googleは検索順位の決定をどのように決めているのでしょうか?
Googleの検索順位決定の3つの仕組みについてご説明いたします。

Googleクローラーの巡回

サイトを公開するとクローラーというロボットがURLをたどって巡回してきます。

1度のクロールだと全ての情報を飲み込めません。
多くのサイトからリンクを張られるなど、何度もクローラーがきてくれる仕組みを作っていく必要があります。

ページがGoogleにインデックスされる

クローラーが取得した情報がGoogleのデータベースに登録されることをインデックスと呼びます。
サイトの魅力や情報が適切な形で登録されるようにコンテンツを作っていきましょう。

検索順位が決定される

取得した情報を元に、Googleのアルゴリズムが検索順位を決定します。
アルゴリズムはサイトの審査基準のことで、アップデートのたびに基準が変わります。

まとめ

今回は内部SEO対策の方法について説明させていただきました。

WEBサイトはただ作って放置しておけば、誰かが探して訪ねてきてくれる訳ではありません。

正しい内部対策をすることで、Gogelのクローラーを頻繁に呼ぶことができ、アクセスアップに繋がります。

SEO対策はやみくもにやってみても効果が出なかったり、どんなことをしていいか分からず手が止まってしまいがちです。
ぜひ今回のサイトを参考に実践してみてください。