SEO対策

SEOの外部対策!上位表示を狙う5つの具体的な方法

SEOの外部対策!上位表示を狙う5つの具体的な方法

あなたはこんな悩みを抱えてませんか?

「SEOの外部対策ってどうしたらいいの?」
「SEOの内部対策と外部対策の違いが分からない」
「具体的な手法が知りたい」

記事を検索上位に表示させるためには良いコンテンツを作ることはもちろん大切ですが、外部SEOも大切な要素です。

このページでは、SEOの外部対策の大切さを解説し、具体的な対策の方法をお伝えいたします。
他の競合サイトが上位表示しているのは、外部対策がしっかりとできているからかもしれません。

内部対策だけでは上位表示できない、とお悩みの方はぜひこのページを参考になさってください。

SEOの外部対策を見直そう!上位表示を狙う5つの具体的な方法

SEOの外部対策とは?

SEO対策とは

・外部SEO(他のメディアなど外部から評価してもらう)
・内部SEO(サイトの内部を整備する)
・コンテンツSEO(高品質なコンテンツを作る)

この3つをコツコツと行い、積み上げていくことで読者の信頼を勝ち取っていくことです。

ここではSEOの外部対策の主な2つの種類についてお伝えいたします。

被リンク

被リンクというのはバックリンク、外部リンクとも呼ばれ、外部のサイトが自分のサイトを紹介してくれることを言います。

紹介とは具体的に言うと、自分のサイトにあなたのサイトのURLを貼っておすすめしてくれることです。

ためになる、読むといいことがある、紹介すると自分にとってメリットがあると思うと、人は他社のWEBサイトをおすすめしたくなりますよね。

その被リンクが、あなたのサイトの価値を高めます。

被リンクが多ければ多いほどGoogleからの評価が高くなり、検索上位に表示される可能性が高くなります。

しかし、どんなサイトからリンクを貼られても高い評価になるわけではありません。

ほとんど更新ない、中身のないサイトなどから紹介されても逆にスパムと間違えられて逆効果になる場合があります。

スパムリンクとは、リンクを貼るためだけに作られたサイトや、自作自演の大量のリンクなどを指します。

Googleのガイドラインを守った良質なコンテンツが掲載されたサイトからのリンクでないといけません。

悪質な業者が自動生成したリンクなどは今の時代は見抜かれてしまいます。

サイテーションとは

サイテーションとはURLは載せなくても、ネット上であなたの会社やサイト名、店舗名、電話番号などが言及されることを言います。

これまでのSEOの外部対策と言えば、被リンクを取得する必要がありました。

しかし近年ではサイテーションも重要視されており、リンクを貼られなくてもあなたの情報を言及されるだけでもSEO効果があると言われています。

サイテーションが重視される背景にはSNSの利用者数増加が関係があるようです。

ブログなどのメディアはURLを載せてサイトを紹介することが多いと思いますが、SNSだとリンクを貼ることは少ないです。

個人名や会社名で紹介をしたり、話題を広げたりすることが多いのではないでしょうか?

話題に上がるという世間の高い関心をGoogleは無視する訳にはいかず、被リンクと同じようにサイトの評価の対象になっている、と推測されています。

SEOの内部対策とは?

SEOの内部対策

SEOの内部対策は、どちらかというとエンジニアの領域になり、サイトの設定に関わる部分の施策が必要になります。

サイトをたくさんの方に知っていただくためにはサイトの設計段階からSEOを意識した設定が必要になります。
基本となるソースコードも適切な状態でないと検索の上位表示には遠回りです。

内部SEO対策をしっかりとすることで、Googleからの正しい評価を受けることができます。

主な内部SEOの施策は

  • タイトルタグ設定
  • 見出し
  • ait属性
  • メタディスクリプション
  • サイトマップ
  • 日付の設定
  • ユーザーファースト
  • 検索エンジン対策
  • インデックス対策
  • リンク設置
  • SERPに影響する要素
  • 検索結果の表示に関する対策

などがあります。

外部対策がSEOに重要である理由

以前ご紹介したページで、SEOの内部対策が必要である理由をお伝えしました。

【2022年最新】内部SEO対策で必ず行うべき17の施策

https://academic-seo.jp/media/internalseo/

 

では外部対策はなぜGoogleの評価に繋がる大切な要素なのでしょう?

詳しく解説いたします。

SEOは民主主義?第三者による評価だから

被リンクもサイテーションも共通点があります。

それは、第三者による評価ということです。

Googleはガイドラインに沿った価値のあるサイトをユーザーに届けたいと思っています。

Googleの検索エンジンはとても優れていますが、世の中の全てのサイトを公平に評価することは難しいです。

そこで、被リンクとサイテーションで、そのサイトが第三者からどれだけ支持されているかを見て判断材料にしています。

被リンクやサイテーションは、サイトの人気投票と言える非常に大切なものです。

大切だからここそ、ロボットで自動的につけるスパムリンクや、自作自演のリンクには特に厳しく、Googleの掲げるガイドラインE-A-T

Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)

を守ったサイトからの投票に価値があると考えられています。

検索エンジンがページを発見しやすくなる

SEOの外部対策が重要な理由の2つ目は、検索エンジンがページを発見しやすくなるということです。

検索エンジンのクローラーはWEBサイトとサイトをリンクをたどって巡ります。

クローラーとはWEBサイトを評価するために巡ってくるロボットのことです。

このリンクがあちこちのサイトから貼られていると、あなたのサイトには何度もクローラーが来てくれます。

クローラーをたくさん呼び込めば、あなたのサイトをGoogleが人気があるサイトとして認識してくれます。

WEB上はどんどん情報が増えていく図書館のようなものです。

膨大な量の情報をストックした図書館の中でも、おすすめの本に選ばれるためにはGoogleの信頼を獲得しなければいけません。

SEOの外部対策のポイント

SEOの外部対策のポイント

SEOの外部対策の大切な2つの要素である被リンクとサイテーションについてはお分かりいただけたと思います。

では2つの方法を実践していくにはどのような方法があるでしょうか?2つのポイントをご紹介いたします。

被リンクはドメイン数を増やすことが大切

被リンクは同一のドメインからたくさんのリンクを貼られるより、違うドメインからのリンクを多く集めましょう。

例えば1つのサイトから100本リンクを貼られるより、別々のドメインから50本リンクを貼ってもらう方が価値があるということです。

被リンクの質にも注目

冒頭でもお話ししましたが、被リンクは「質」が重視されます。

被リンクの質とは

  • 自然に発生したリンク(ナチュラルリンク)
  • リンク元のコンテンツがGoogleのガイドラインに沿っている
  • リンク元のコンテンツは検索者のニーズを満たす優良なものである
  • リンク元のドメインパワーが強い (多くのサイトから支持されている)

このような基準を満たしているサイトからのリンクは質が良いリンクと判断されます。

人工的な自作自演リンクや、業者が有料でつけた低レベルなサイトからの大量のリンクは悪質と判断されて、ペナルティの対象になりますので気をつけましょう。

また、リンク元のとの関連性も重視されます。

これは自然についてしまうことはすくないと思いますが、全く関係のないジャンルのサイトからのリンクも不自然にとらえられてしまいます。

被リンクは誰からもらうかがとても重要です。

E-A-Tの基準を満たしたサイトからリンクをもらえるように、紹介したくなるような専門的な内容を深掘りして作成しましょう。

あなたのサイトでしか知ることができない独自性の高い記事プラス、基本的な情報を網羅した信頼性の高い記事を作成しましょう。

SEOの外部対策の具体的な方法

では2つの方法を実践していくにはどのような方法があるでしょうか?
詳しく解説いたします。

検索者のニーズに応えたコンテンツを作成する

被リンクやサイテーションを獲得するにはコンテンツの内容が非常に重要になります。

検索者の気持ちになって考えてみましょう。

あなたが例えば、「旅館 紅葉」と検索したとします。これは旅行先を検討していて、紅葉が綺麗に見える旅館に泊まりたいと思って検索していることが考えられます。

すると、おすすめの紅葉が映える旅館のおすすめ情報が出てくると思います。

その内容が素晴らしかったら、自分のブログ、メディアで紹介したいと思いますよね。

しかし、タイトルは「旅館 紅葉」と入っていても、クリックした先の情報が少なかったり、的が外れた内容だったらすぐにページを閉じてしまうと思います。

「旅館 紅葉」で検索しているのに、スキーのできる旅館の情報ばかり書かれていてもすぐにそのページを閉じたくなりますよね。

コンテンツはタイトルやディスクリプションに気を付けて、検索者のニーズに徹底的に応えた内容を作るようにしましょう。

深く参考になったり、驚くような発見があると、人は誰かに紹介したくなります。

被リンクを獲得したり、SNSで話題になるような記事を作成するには、やはりE-A-Tが大切です。

専門性が高く、信頼性のある内容で、権威性がある記事だとGoogleからの評価も高くなります。

内部SEO対策という基盤があってからこそ、外部対策に効果が現れます。

内部対策、外部対策をしっかり行い、サイトの認知度を高めましょう。

検索以外の流入経路も意識する

誰もが気軽にスマホから検索をする時代になったからこそ、検索以外のサイトへの流入経路も意識しましょう。

検索の上位に表示されるには時間がかかります。上質なコンテンツをより多くのユーザーに届けるためには下記のツールも意識しましょう。

  • メールマガジン
  • プレスリリース
  • FaceBook
  • Instagram
  • Twitter
  • LINE 
  • YouTube

これは全て同時進行でコンテンツを共有しましょう。

あなたの情報をほしい人により確実に届けるためには、少しでも多く情報を露出する経路を持っておく必要があります。

  • 記事を更新する
  • SNSなどで同時配信
  • メールマガジンでのお知らせ
  • プレスリリースでの告知

これらを常に意識してアピールしていくことであなたのコンテンツを知っていただける人が増えます。

もちろん、内容が素晴らしいことが前提になります。

いいねをもらったり、質問をもらう、リツイートされるなど、反応が増えれば増えるほど認知度も上がり、検索上位にあげれる可能性が高くなります。

発信しなければ誰にも届きません。自信を持ってどんどん発信していきましょう。

SEOの外部対策の具体的な方法

シェアされやすい記事を作る

「どうしたら被リンクが獲得できるのだろう・・・」
「良い記事を書いてもぜんぜん被リンクが増えない・・・」

とお悩みの方は多いと思います。

被リンクを獲得するにはシェアされやすい記事を作成するのが良いと言われています。

シェアされやすい記事の題材

私が運営していたメディアで特にシェアされやすいと感じた記事の題材をご紹介いたします。

  • 悩みを解決してくれる記事
  • レビュー記事
  • まとめ記事
  • 詳しい画像の入ったレクチャー系の記事
  • インタビュー記事

などです。
1つずつ詳しく解説いたします。

悩みを解決してくれる記事

悩みが解決できると本当に嬉しいですよね。

なるほど、と思わず呟いてしまうくらい、記事を読んだら気持ちがすっきりとするような記事はシェアされる可能性が高いです。

レビュー記事

商品を使った感想や、お店を評価する記事、スクールなどの体験記など、人々が知りたかった情報を体験して記事にすると多くの人が共感してくれます。

なるほどーためになった!と思うとTwitterで人に教えたり、ブログで紹介してくれたりするので、皆が体験したことがない記事をかくというのもおすすめです。

まとめ記事

まとめ記事もブックマークして何度も訪問してもらえることが多いです。

多くの人が保存して、シェアしたり、何度も訪れてくれたら、それだけサイトの評価も高まります。

詳しい画像の入ったレクチャー系の記事

レクチャー系の記事は私が運営していたメディアで一番人気がありました。

しいツールなどの使い方や、様々な設定方法を図入りで詳しく解説するのです。

保存して何度も読みたくなりますし、問題が解決すると嬉しいのでシェアして人に教えてあげたくなります。

インタビュー記事

インタビュー記事はインタビューを受けてくださった方がリンクを張ってくださったり、SNSに投稿してくださったりと、双方にとってメリットがあります。

もしあなたが事業をなさっていたら、第三者からの評価の声は読者の参考になります。

あなたの事業のお客様の声として感想を伝え、双方でリンクを張ることで信頼性も高まり、認知度も増えます。

外部対策の効果を測定しよう


外部対策をしてみたら実際に効果があったのかを調べてみましょう。

ここでは外部対策の効果を調べるツールをご紹介いたします。

Google Search Console

Google Search ConsoleはGoogleが提供している無料ツールです。

登録すれば誰でも使えますし、Google Analyticsと連携して使えるのでぜひ導入しておいてください。

Google Search Consoleは

  • 検索順位
  • クリック数
  • 表示回数
  • 平均CTR
  • 被リンクの数

などを調べることができます。

また、作ったばかりのサイトやページをGoogleにインデックスさせるためにも必要です。

Google Search Consoleで被リンクの数を調べるには、

①左サイドバーからリンクをクリック

Google Search Consoleの外部リンク

②上位のリンク元サイトを開きます。

すると、現在どこのドメインからどのくらいのリンクが張られているかが分かります。

リンクが多く張られている記事の傾向も調べることができるのでとても便利です。

Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefsは有料になりますが、検索順位の変動や、被リンクの獲得状況を調べられるツールです。

自分のサイトだけではなく、ライバルサイトの状況も調べることができるのが特徴です。

ライバルサイトの被リンク数、キーワード順位を調べることで傾向と対策を練ることができます。

ドメインのパワーは、被リンクの量と質が大きく影響しますので、外部対策をしっかりとしてサイトの価値を高めていきましょう。

被リンクの見方は

①Ahrefsのサイトエクスプローラーでサイトを調べる

②左サイドバーの参照ドメインでリンク張ってくれているドメインを調べる

これで自分のサイトがどこのドメインからリンクを張られているのかが分かります。

その他にもAhrefsは、自分のサイトだけではなく、競合サイトの被リンクや、キーワードの順位変動を調べられたりと、サイトを運営して行くのに必須のツールとなっていますので導入をご検討ください。

利用料は月額米ドルで$99〜$999まで、4種類のプランに分かれています。

外部SEOはサイト運営に必須!

外部SEO対策について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?

被リンクをつけることは、サイトの価値を高め、認知度をあげるためにはとても重要です。

しかし被リンクをつけなきゃと焦らないで、ユーザーファーストを意識し、人々のためになる、良い記事を作成することが重要です。

読んでよかった、ためになった、驚きや素晴らしい発見があった、と思える記事は必ず誰かが応援してくれます。

被リンクとは、あなたのサイトの人気投票とも言えます。

多くの人の役に立つようなコンテンツを作成することを心がけてみてくださいね。